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歯科検診について

2014.11.29

皆さんは、歯科検診を受けていますか?わかってはいるがなかなか受けていないという方も多いのではないでしょうか?
歯科検診はまず基本的に虫歯、歯周病の有無をチェックします。その他に咬み合わせ状態の確認や歯垢(プラーク)の付着状況やブラッシング状況の確認も行います。また個々により様々ですが喫煙などを含めた生活習慣、更に診査のためにレントゲン撮影にて精査をし、口の中の状況把握をして、いよいよ必要な場合は処置に進んでいきます。これがよくある検診から治療への流れです。もちろん、顎関節症や口の中の粘膜疾患なども必要に応じて確認して行きます。
皆さんがお住いの松戸市ではいくつかのお口に関する検診を行っています。成人歯科健診・妊婦歯科健診・1歳6か月歯科健診・3歳児歯科健診・口腔がん検診などです。成人歯科健診、妊婦歯科健診は松戸歯科医師会に所属する歯科医院にて受診可能です。また1歳6か月歯科健診、3歳児歯科健診は松戸市の各地域の保健福祉センターにて決まった日時に行われています。口腔がん検診は年一回、中央保健福祉センターにて開催されており、上記のものはいずれも松戸市に住民票の登録があれば無料で受診できます。成人・妊婦・1歳半・3歳の各健診は虫歯や歯周病などを主に確認して行きますが、口腔がん検診は名前の通り、口腔がんをメインにした検診です。がんと言うと胃がんや肺がんなど体に関するがんは皆さんよくご存じだと思いますが、口の中にできるがん、“口腔がん“に関してはあまりよく知られていないと思います。その口腔がんですが、松戸市では毎年秋に口腔がん検診を開催しております、日本歯科衛生士学会によれば、日本において口腔がんは年間6000~7000の方がかかり、約3000の方が死亡していると言われています。早期発見・早期治療を徹底することで死亡率を低下させられると言われていますが、日本における罹患率、死亡率は増加傾向にあるようです。発生頻度は、がん全体の1~3%余りと言われています。体の中にできるガンとは違い、場合によっては直接肉眼で確認できるものなので、比較的早期発見がしやすいのですが、上記したようにあまり認知されていないため放置されてしまい進行してしまうことが多く亡くなられてしまう方が増えているようです。虫歯や歯周病のみならず、口腔がんについての理解も持って頂き、この機会に口腔がん検診を受診してみてはいかがでしょうか。また口腔がん検診では、咬合圧測定や口臭測定も行っています。ご自身の咬み合わせがどのくらいの力を発揮し、どのようなバランスになっているのか、また口の中の細菌が主な原因とされている口臭についてもどの程度のものなのか、同じくこの機会を利用して確認してみて下さい。
また日本口腔保健協会によれば、歯科検診を継続した結果、その方の歯科及び医科での医療費の削減につながった、と言うデータを発表しています。虫歯や歯周病・口腔がんになり治療を受ければ諸費用がかかります。また治療の内容によっては通院などの時間も多く費やす必要が出てきます。これはどの方にも大きな負担になってきます。予防ができれば治療費や、通院などへの費やす時間は減りかかる負担はかなり節約できるはずです。もちろん悪いところがあれば早期発見・早期治療を心掛け、将来的には予防につなげていく事も出来ると思います。また現在定期的に歯科検診を受けている方は是非継続して予防を心掛けてください。
いつまでも口の中の健康を保つために歯科検診を有効利用し楽しい食生活を送って下さい。

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